シーソー ギャラリースケジュール

Past exhibition 登山博文展
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「後期」   
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前期  
プロフィール 登山博文

1967

福岡県に生まれる

1994

愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業

1995

ACT大賞受賞

1996

愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了

1997

愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了

主な個展

1998

コオジ オグラ ギャラリ−(名古屋)(’00)

2001

T&S ギャラリー(東京)(’08)

2005

ギャラリ—覚(東京)(’07)

2007

ガレリアフィナルテ(名古屋)

2009

see saw (名古屋)

主なグループ展

1994

「となりのけはい」/愛知芸術文化センターアートスペースX(名古屋)

1998

「Innocent Minds」 /愛知芸術文化センターB1、B2スぺ−スX及びフォ−ラムスぺ−ス(名古屋)

2003

「ZONE—不穏な時代の透視者たち」/府中市美術館(東京)

2008

名古屋市民芸術祭2008「drawings—考える手」/名古屋市民ギャラリー矢田 (名古屋)

2009

「放課後のはらっぱ」/愛知県美術館/名古屋市美術館(名古屋)

work
Cakile maritina  1997 oil on canvas  120×90 white.silver  2001  Acrylic Urethane on Canvas  180x180
statement
登山博文

勿論、わたしは電波も受信できないし、ヒロ星人を呼び出したりすることもできません。
情のない宇宙に生物の可能性を信じてはいません。
 
わたしにとって絵(芸術)の創造には、予期せぬものや見知らぬもの、謎といわれるものとの出会いが必要です。
他者とは徹底的な他者でなくてはならず、絶対他者としての「宇宙人」を思考し続けることが重要です。
「異星人」とは異なり「宇宙人」はその言葉のイメージにヒューモアを喚起することができます。
グレイといわれる紡錘形の眼をした人形のそれではなくて、
わけのわからないあのタコ型の「宇宙人」はいつも平面的だし絵画的です。
 
地に足を着けてものを思考する、想像する。たとえば自身の出生、ルーツを生み出すものの基底として信ずる、そういう態度では、芸術創造の臨界点を超えることはできないでしょう。
ここで謎が重要だと言えます。絵画の成り立ち、わたし自身の感覚の成り立ちを起源とするよりも、
謎そのものに向かうこと。その答がたとえ又謎だとしても、着地点の想定された探究ではない、
つまり証明ではない道程こそが絵画制作です。
「宇宙人」に向かって制作するとは、締め切りの必要ない日々の制作のなかで、
「宇宙人」になってしまう瞬間に出会うことともいえます。
                                                                   2003年9月